楽しく身軽に暮らしたい with 発達凸凹家族

広島県在住のパート主婦が、発達障害を持つ凸凹家族との暮らしについて書いていきます。

凸凹長女の子育て⑥~年長2~

 年長になっても、お迎えに行くと長女はお砂場で遊んだりムシ探しをしていました。

 同じクラスのお友達と一緒にいることもありましたが、下の学年のお友達といることの方が多かったです。

 

 小さい子に優しいのはいいことだなと思い、ほほえましく見ていました。

 ある日長女に、「下のクラスの子とも仲が良くていいね」と言うと、「同じクラスのことは遊べんのんよ。。。」と発言がありました。

 「え?楽しそうに遊んでいるように見えるけど?」と言うと、「本当は○○ちゃんと○○ちゃんと遊ぶ約束してたのに、遊べんかったんよ。」と。

 楽しそうに見えていましたが、本人にとっては不本意だったようです。

 「また明日あそべるといいね!」と最初は言っていましたが、その日から、ちょこちょこ「誰とも遊べんかった」「○○ちゃんと遊んでたのに、どっか行ったけん一人で遊んだ」などと言うようになり、こちらまで切なくなってしまいました。

 

 担任の先生に相談すると、「クラスでの活動は仲良くやっているように見えます。外遊びの時には、みんなで遊ぶ遊びにも誘ってみますね。」と言われました。

 しかし、それからもあまり状況は変わっていないように見えました。

 そんな時、長女が「今日は○○ちゃんと遊ぶ約束して、最初は一緒にお砂してたのに、○○君達が来てボールに呼ばれて行っちゃった。お砂する約束だったから、ずっとお砂せんといけんかったのに!」と言ったことがありました。

 「一緒にボールはしたくなかったん?」と聞くと、「お砂って言ったんだからお砂だけなんよ!」と、こだわりから、切り替えができていないことが分かりました。

 

 また、その頃から癇癪もひどくなっていました。

 「パジャマがうまくたためない!」

 「ぬりえではみ出した!」

 など、自分でやっていることがうまくいかないのが原因なことが多かったです。

 「それでいいと思うよ」と声をかけても、

 「違う!こうじゃないといけんのんよ!」と、こだわりが強く、聞き入れられません。

 30〜1時間位泣き叫び続けていました。

 寝転がって足をバタバタし、足の裏側にたくさん出血斑ができてしまったこともありました。

 声をかけると私のことや壁をバンバン叩いたりすることもありました。

 

 つづく